香港ディズニーランド 新アトラクション ミスティック・マナー(Mystic Manor・迷離大宅)の背景とその展示品 @ミスティック・ポイント(Mystic Point 迷離莊園) Hong Kong Disneyland [香港ディズニーランド]
香港ディズニーランド(Hong Kong Disneyland)に新しくできたエリア、ミスティック・ポイント(Mystic Point 迷離莊園) 。そのエリア内のアトラクション、ミスティック・マナー(Mystic Manor・迷離大宅)のMagic Access保有者対象としたスニークプレビュー(プレ営業)に参加してきました。当選者以外は、アトラクションのミステッィクマナーだけでなく、ミステッィクポイントのエリアにも入ることができない設定です。
入り口では、スタッフがMagic Accessの番号を確認し、エリア入場の可否を判断する赤いバンドを手につけます。
冒険家ヘンリー・ミスティック卿(Henry Mystic)が世界各地で集めた美術品を展示する博物館「ミステッィクマナー」。その中を見学するというコンセプトのアトラクションです。
入り口まで列が出来ており、30分待ち表示。意外に混雑!
キューラインでは、いろいろな展示品、美術品が見られるようになっており、行列を感じさせない内容になっています。
香港ディズニーランドの英語版公式ホームページにも記されていますが、ディズニーリゾートのアトラクションを手掛けるイマジニアであり、今回ミステッィクマナーの製作に携わったクリエイティブディレクターMark Schirmer氏も「世界のディズニーパークで誰も体験したことがないキャラクターや特殊効果を用いて全く新しいコンセプトのブランド」というように、世界では香港ディズニーランドでしか体験できない内容です。
オーナーのヘンリー・ミスティック卿とサルのアルバート(Albert)の絵。
1896年 ミステッィクマナーオープンニングセレモニーの写真。オーナーのヘンリー・ミスティック卿とサルのアルバートが中央に写っています。
1908年にミステッィク卿が発見し届いたばかりのオルゴール「Balinese Music Box」が最新の展示品として案内されています。この展示品がアトラクション「ミステッィクマナー」の鍵となります。
ヘンリー・ミスティック卿とサルのアルバートとの出会いのエピソード。大型のクモにアルバートが襲われるところを、ミスティック卿がクモを捕獲し救った様子が描かれています。
パイレーツオブカリビアンに出てくる猿ジャックと同じシロガオオマキザル科のようですね。
左下の像は、アトラクション内にも出てきます。並んでいる間に見た展示物のほとんどがアトラクション内で見ることが出来るので、ぜひ意識してみて欲しいですね。イマジニアもそのように思っている気がしますw
ここでミステックマナーの美術館全景のミニチュアが登場。併設のExplorer’s Club Restaurant も描かれています。
1900年のパリ博覧会でのThe Mystic Magneto-Electric Carriage 展示および表彰の様子。
海外ディズニーファンの間で話題になっている冒険家の組織 The Society of Explorers and Adventurers(S.E.A.)のメンバーの集合写真。1899年と書かれています。1899年は、一番左側に立つ東京ディズニーシー「タワーオブテラー」の登場人物ハリソンハイタワー3世が、12月31日ニューヨークのホテルハイタワーで失踪した年。ハイタワー3世の手には、公開直前の偶像「シキリ・ウトゥンドゥ」を手にしていることから、まさにディズニーシーの設定とリンクしていることが分かります。面白いw
この画像のみクリックで拡大する設定しています。
ハイタワー3世以外のメンバーの絵が飾られていました。
Dr. J. L. Baterista?誰だろう??
Professor R. Blauerhimmel? 誰??
? Captain M. Oceaneer??
Maestro D.Elfman! おー、これは分かる!ミステッィクマナー楽曲担当のダニーエルフマン Danny Elfman ではないですか!!エルトンジョンではないですw
誰?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この方は、ティムバートン監督の映画「ナイトメアビフォークリスマス」などの楽曲担当と聞けば、お分かりになるかもしれません。東京ディズニーランドでも、ハロウィーンからクリスマスのシーズンに掛けて「ホーンテッドマンション」がナイトメアビフォークリスマス使用の「ホリデーバージョン」になり、ダニーエルフマンの楽曲がパークでも楽しめます。
もちろん香港ディズニーランドのハロウィーンパレード前の楽曲は、「ナイトメアビフォークリスマス」からですし、パレードもジャックがメインフロートになるなどもともと馴染みがあります。
香港ディズニーランド公式Youtube動画 「美國著名配樂大師Danny Elfman將為全新擴建園區「迷離莊園」配樂﹗」より。
このことから、さきほどの名前の分からない3名の方々は、今回のミスティックマナーの製作指揮に関わった担当者の可能性もあります。イマジニアクリエイティブディレクターのMark Schirmer氏が、貢献者として「illustrators, model-makers and painters」を挙げていることから、担当リーダーかもしれませんね。あくまで推測ですがw
ハイタワー3世のコレクションのひとつにもあったミイラの棺。S.E.A.のメンバー間で譲り合ってたりするかもしれませんね。こちらもアトラクションの演出に一役買っています。
ここでは、絵ではなく装飾品が飾られています。精巧に作られていました。
ミステッィックマナーの後半の印象あるシーンで活躍する翡翠で出来たMonkey King像です。
一見、ディズニーシーのタワーオブテラーの「シキリ・ウトゥンドゥ」を想起させる偶像。
こちらもアトラクション内の演出でインパクトを残す美術品です。覚えておきましょうw
ここからは、美術館ミスティックマナーの展示品や内外部の様子について記した内容になっています。下は、実際のミステッィクポイントエリア内にある Garden of Wonders の様子について。
これらの絵画や植物などもアトラクション内で出てきます。
ライド時の写真。フラッシュ撮影でなければ撮影OKとのことです。下記のいずれも上のイラストに出ています。
こちらは、 賛同者の寄付金によって1896年に完成した展示室 The Collection of Lord Henry Mystic の見取り図。実際は、The Society of Explorers and Adventurers(S.E.A.)のメンバーが利用可能なレストランという設定のExplorer’s Club Restaurant と同じ見取り図でした。テーブルの位置も一緒w
レストランではその展示地域のインドや日本、中国などの料理がメニューになっており、食べることができます。ちなみにレストランは、こんな雰囲気です。
ここで展示は終了し、別室へ。ミステッィク卿の功績や美術館の背景についてスライドを用いてナビゲートしてくれます。猿のアルバートがちょくちょく出てきます。
説明が終了すると、部屋から乗り場へと移動。途中に、The Mystic Magneto-Electric Carriage のポスターがありました。名前の通り、乗り物の下部にある磁石と床面下部にある電磁誘導コイルによって稼動するアトラクションです。
東京ディズニーランド「プーさんのハニーハント」やディズニーシー「アクアトピア」で導入されているレールがないトラックレスライドシステムが導入されています。香港の「プーさんのハニーハント」は、レールがあるため、香港ディズニーランドにとっては、初のトラックレスライドシステムになります。
前後各3名の6人乗りのライド。4台が1セットで進んでいきますが、ほとんど他のライドが気になることはないです。
個人的には、結構好きです。これまでの香港ディズニーランドにはない、最新のディズニーの技術を取り入れた本格的なライドかと思います。トラックレスライドの東京ディズニーランド「プーさんのハニーハント」に比べて、加速や動きに幅があり、また光の演出などもよく出来ています。
アナハイムのディズニーランドや東京ディズニーシーの「インディージョーンズアドベンチャー クリスタルスカルの魔宮」と共通する演出もあり面白いですw
背景を理解して乗ると一層楽しめるかと思いますので、ぜひ並んでいる間の写真なども見てどこのシーンで出るかなどを期待して乗ってみてください!
Mystic Point Disneyland Hong Kong
入り口では、スタッフがMagic Accessの番号を確認し、エリア入場の可否を判断する赤いバンドを手につけます。
冒険家ヘンリー・ミスティック卿(Henry Mystic)が世界各地で集めた美術品を展示する博物館「ミステッィクマナー」。その中を見学するというコンセプトのアトラクションです。
入り口まで列が出来ており、30分待ち表示。意外に混雑!
キューラインでは、いろいろな展示品、美術品が見られるようになっており、行列を感じさせない内容になっています。
香港ディズニーランドの英語版公式ホームページにも記されていますが、ディズニーリゾートのアトラクションを手掛けるイマジニアであり、今回ミステッィクマナーの製作に携わったクリエイティブディレクターMark Schirmer氏も「世界のディズニーパークで誰も体験したことがないキャラクターや特殊効果を用いて全く新しいコンセプトのブランド」というように、世界では香港ディズニーランドでしか体験できない内容です。
オーナーのヘンリー・ミスティック卿とサルのアルバート(Albert)の絵。
1896年 ミステッィクマナーオープンニングセレモニーの写真。オーナーのヘンリー・ミスティック卿とサルのアルバートが中央に写っています。
1908年にミステッィク卿が発見し届いたばかりのオルゴール「Balinese Music Box」が最新の展示品として案内されています。この展示品がアトラクション「ミステッィクマナー」の鍵となります。
ヘンリー・ミスティック卿とサルのアルバートとの出会いのエピソード。大型のクモにアルバートが襲われるところを、ミスティック卿がクモを捕獲し救った様子が描かれています。
パイレーツオブカリビアンに出てくる猿ジャックと同じシロガオオマキザル科のようですね。
左下の像は、アトラクション内にも出てきます。並んでいる間に見た展示物のほとんどがアトラクション内で見ることが出来るので、ぜひ意識してみて欲しいですね。イマジニアもそのように思っている気がしますw
ここでミステックマナーの美術館全景のミニチュアが登場。併設のExplorer’s Club Restaurant も描かれています。
1900年のパリ博覧会でのThe Mystic Magneto-Electric Carriage 展示および表彰の様子。
海外ディズニーファンの間で話題になっている冒険家の組織 The Society of Explorers and Adventurers(S.E.A.)のメンバーの集合写真。1899年と書かれています。1899年は、一番左側に立つ東京ディズニーシー「タワーオブテラー」の登場人物ハリソンハイタワー3世が、12月31日ニューヨークのホテルハイタワーで失踪した年。ハイタワー3世の手には、公開直前の偶像「シキリ・ウトゥンドゥ」を手にしていることから、まさにディズニーシーの設定とリンクしていることが分かります。面白いw
この画像のみクリックで拡大する設定しています。
ハイタワー3世以外のメンバーの絵が飾られていました。
Dr. J. L. Baterista?誰だろう??
Professor R. Blauerhimmel? 誰??
? Captain M. Oceaneer??
Maestro D.Elfman! おー、これは分かる!ミステッィクマナー楽曲担当のダニーエルフマン Danny Elfman ではないですか!!エルトンジョンではないですw
誰?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この方は、ティムバートン監督の映画「ナイトメアビフォークリスマス」などの楽曲担当と聞けば、お分かりになるかもしれません。東京ディズニーランドでも、ハロウィーンからクリスマスのシーズンに掛けて「ホーンテッドマンション」がナイトメアビフォークリスマス使用の「ホリデーバージョン」になり、ダニーエルフマンの楽曲がパークでも楽しめます。
もちろん香港ディズニーランドのハロウィーンパレード前の楽曲は、「ナイトメアビフォークリスマス」からですし、パレードもジャックがメインフロートになるなどもともと馴染みがあります。
香港ディズニーランド公式Youtube動画 「美國著名配樂大師Danny Elfman將為全新擴建園區「迷離莊園」配樂﹗」より。
このことから、さきほどの名前の分からない3名の方々は、今回のミスティックマナーの製作指揮に関わった担当者の可能性もあります。イマジニアクリエイティブディレクターのMark Schirmer氏が、貢献者として「illustrators, model-makers and painters」を挙げていることから、担当リーダーかもしれませんね。あくまで推測ですがw
ハイタワー3世のコレクションのひとつにもあったミイラの棺。S.E.A.のメンバー間で譲り合ってたりするかもしれませんね。こちらもアトラクションの演出に一役買っています。
ここでは、絵ではなく装飾品が飾られています。精巧に作られていました。
ミステッィックマナーの後半の印象あるシーンで活躍する翡翠で出来たMonkey King像です。
一見、ディズニーシーのタワーオブテラーの「シキリ・ウトゥンドゥ」を想起させる偶像。
こちらもアトラクション内の演出でインパクトを残す美術品です。覚えておきましょうw
ここからは、美術館ミスティックマナーの展示品や内外部の様子について記した内容になっています。下は、実際のミステッィクポイントエリア内にある Garden of Wonders の様子について。
これらの絵画や植物などもアトラクション内で出てきます。
ライド時の写真。フラッシュ撮影でなければ撮影OKとのことです。下記のいずれも上のイラストに出ています。
こちらは、 賛同者の寄付金によって1896年に完成した展示室 The Collection of Lord Henry Mystic の見取り図。実際は、The Society of Explorers and Adventurers(S.E.A.)のメンバーが利用可能なレストランという設定のExplorer’s Club Restaurant と同じ見取り図でした。テーブルの位置も一緒w
レストランではその展示地域のインドや日本、中国などの料理がメニューになっており、食べることができます。ちなみにレストランは、こんな雰囲気です。
ここで展示は終了し、別室へ。ミステッィク卿の功績や美術館の背景についてスライドを用いてナビゲートしてくれます。猿のアルバートがちょくちょく出てきます。
説明が終了すると、部屋から乗り場へと移動。途中に、The Mystic Magneto-Electric Carriage のポスターがありました。名前の通り、乗り物の下部にある磁石と床面下部にある電磁誘導コイルによって稼動するアトラクションです。
東京ディズニーランド「プーさんのハニーハント」やディズニーシー「アクアトピア」で導入されているレールがないトラックレスライドシステムが導入されています。香港の「プーさんのハニーハント」は、レールがあるため、香港ディズニーランドにとっては、初のトラックレスライドシステムになります。
前後各3名の6人乗りのライド。4台が1セットで進んでいきますが、ほとんど他のライドが気になることはないです。
個人的には、結構好きです。これまでの香港ディズニーランドにはない、最新のディズニーの技術を取り入れた本格的なライドかと思います。トラックレスライドの東京ディズニーランド「プーさんのハニーハント」に比べて、加速や動きに幅があり、また光の演出などもよく出来ています。
アナハイムのディズニーランドや東京ディズニーシーの「インディージョーンズアドベンチャー クリスタルスカルの魔宮」と共通する演出もあり面白いですw
背景を理解して乗ると一層楽しめるかと思いますので、ぜひ並んでいる間の写真なども見てどこのシーンで出るかなどを期待して乗ってみてください!
Mystic Point Disneyland Hong Kong
タグ:香港ディズニーランド 香港
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