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香港のスモールワールドでみる香港の歴史 It's a small world 小小世界 [香港ディズニーランド]

香港といえば、ビクトリア湾の夜景を思い浮かべますが、香港ディズニーランドの中でも見られます。

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これは、東京ディズニーランドではスモールワールドでお馴染みのアトラクションIt's a small world 小小世界の後半に出てくるシーンです。どれも香港の観光名所だったり、歴史を語る上で欠かせない乗り物・建築物です。
それぞれの名前は、
左から
①天星小輪(スターフェリー)・・・100年以上の歴史を誇る香港の象徴的な乗り物。②の前にあった半世紀の歴史をもった乗り場は、市民の大反対の中、2006年に取り壊され、⑤の足元に移転(新中環天星碼頭)。

②怡和大廈 (ジャーディン・ハウス)・・・壁面の丸い穴のデザインが特徴。イギリス資本の国際的企業ジャーディン・マセソンの本社屋。香港をイギリスの植民地にするきっかけを与えた立役者。イギリス政府との関わりは面白いです。

③中銀大廈(中国銀行)・・・中国銀行香港支部の本社屋。香港の風水文化の説明でも良く用いられます。香港ドル紙幣を発行する銀行のひとつ。

④立法會大樓・・・香港の立法の場。日本でいう「国会議事堂」。以前は裁判所だったそうです。

⑤国際金融中心・第二期(IFC TWO)・・・香港で最も高い建築物。観光客にもインパクトありますね。名前も香港政府が目指す「国際金融センター」というコピーにぴったり。

⑥中環中心(The Center)・・・香港の大財閥 長江実業が建築主。香港不動産王でもある創設者は、「華僑としては世界最大の資産家」とも。

⑦山頂凌霄閣(The Peak Tower)・・・香港100万ドルの夜景といえばここから。

九龍島側から見た実際の写真はこちら。微妙に位置違いますね。
DSC_0205moji.jpg

知名度もいまいち、高さも4位と中途半端な中環中心を選んだ点や、中国銀行の建物があって、最大手イギリス資本の香港上海銀行の建物がない点など、香港政府が過半を出資するテーマパーク、いろいろ大人な事情があるのかなぁとも思ってしまいます。中国政府の目を気にした香港政府の配慮?ある意味香港の「小さな世界」を表していたり。

このアトラクションの目玉は、日本のスモールワールドと違って、ディズニーのキャラクターが出てくる点です。これは、香港ディズニーランドが、ディズニーのテーマパークの中で最初の試みです。アメリカ アナハイムのディズニーランドでも、今月から、キャラクターが出るようになりました。アメリカでは導入には大反対だったようですが。。。日本でキャラクターが登場するようになるのも遠くはなさそうですね。

下は、以前乗ったときに撮影した動画です。最初の写真の場面は、6分36秒頃に出てきます。中国の雰囲気を感じる場面も多いです。香港ディズニーランドに行かれた際は、日本との違いなどぜひ楽しんでみてください。



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