さよなら東急東横線渋谷駅とさよなら9000系車両 東京メトロ副都心線との相互直通運転

東急東横線渋谷駅は、東京メトロ副都心線との相互直通運転に伴い地下化されるため、3月15日に85年の歴史に幕を閉じます。

東急電鉄では、テレビでのＣＭほとんどしていませんが、ＰＲサイトを作っていました。

「渋谷つながるプロジェクト」
http://www.shibuya-tsunagaru.com/



相互直通運転をアピールする東京メトロ広告ももうすぐ撤去されそうですね。結構お気に入りなので、欲しいですがｗ



この広告の設定そのままの東京メトロのＣＭがこちら。



東京マラソンの中継の際たびたび放送されていました。このＣＭを見た電車好きの子供に「コレ欲しい！」とせがまれましたが、「大人用。見ているだけだよ。」ということで、却下しました。実際、Ｎゲージは高級品なので、大人用だと思います。。。未就学の間は、プラレールでＯＫ！

その代替案ということで、週末に無くなる地上の渋谷駅に記念撮影に行き「本物」の車両を見に行くことにしましたｗ

渋谷駅は、モビット祭り！記念写真を撮る方が多かったので、広告効果は通常よりもありそうですね。



東急東横線5050系。2004年から導入された車両です。この車両は、JR東日本と東急車輛製造が共同開発した車両で、山手線や東海道本線、、横須賀線などで活躍するＪＲ東日本のE231系などと車体の部品が共通化されているでの基本設計は同じです。



その5000系をモチーフにしたマスコットキャラクター「のるるん」の撮影スポットも設置されていました。昨年、愛称を募集して決定した名前です。バスのマスコットキャラクターが既に「ノッテちゃん」ということもあったのか、「のるるん」と命名された方が５名いたそうです。ちなみに口の中に入れるので、記念に撮影される方多数いました。「食べられるー！」と前方から頭を入れる人が結構多かったですｗ





こののるるん、相互直通運転における案内や注意点が掲載された「東横線副都心線ご利用ハンドブック」で早速活躍していました。下記リンクから閲覧できます。いろいろ変更点があるので、直通運転後の本格的な通勤通学を迎える来週の月曜日は、早めに家を出るのがよさそうです。

「東横線副都心線ご利用ハンドブック」
http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/souchoku/e_book/book45/index.html#page=1



こちらは、9000系。1986年から運用を開始した車両ですが、副都心線直通の対応改造は行わず、今回の東横線副都心線相互直通運転に伴い、東横線から引退する予定で、大井町線に転用されるそうです。



引退記念に、１編成のみにヘッドマークをつけて運行していました。鉄道好きの人へのサービスですねｗ
写真を撮っている方が多数いました。ちなみにこの「さよなら運転ヘッドマーク」の企画は、東急電鉄ではなく、電車区、車掌区、検車区でつくる元住吉三区会の発案で行なわれたそうです。と、隣にいたお兄さんがいろいろと子供に教えてくれましたｗ　たぶん理解してないと思いますが、ありがとうございました。。。

「元住吉電車区」と書かれているのはそのためなんですね。元住吉駅は、車両基地があるので、たまに見に行きますが、子供連れには人気スポットです。



昨年の夏に渋谷ヒカリエから撮影した銀座線です。こちらも、東横線渋谷駅地下化と、渋谷駅の再整備に伴い東横線東京メトロ渋谷駅側に移設され、ホームの両側に車両が止まる形式の島式ホームに改良される予定となっています。銀座線の移設がまだ先なので、しばらくはこの光景は見られそうです。



東急渋谷駅跡地には、ＪＲ東日本の湘南新宿ラインと埼京線のホームが移設されることも計画されているとのことですので、ＪＲ間の乗り換え利用者は、便利になりそうですね。一方で、相互直通運転で不便になるのは、東急渋谷駅で井の頭線とＪＲの乗り換えをされていた方かもしれません。地下５階から地上２階までは、結構時間かかりそうなので、大変そうです。



跡地周辺で行なわれる渋谷の再開発どうなるか楽しみですが、オフィスビルばかり建つ味気ない風景になるのは止めて欲しいです。