ロブマーシャル監督 NINE 感想 と フェリーニ監督8 1/2 @109シネマズ キャンペーン [映画]
NINEを見てきました。お気に入りの「シカゴ」のロブマーシャル監督作品ということで、公開前から楽しみにしていた作品です。
毎月22日は、109シネマズのキャンペーンで、ペアで1人1,000円で見られるので、こちらを利用。
NINE 予告編 (シネマトゥデイ公式HPより)
上の予告編を見たときのイメージとは全く違って暗い映画でしたが、楽しめました。
以下完全なネタバレありの感想です。
正直ストーリーは、盛り上がりもなく、面白くありません。
脚本がないまま映画制作発表をし、撮影をスタートさせてしまった主人公の映画監督グイド。でも、脚本書けず。
記者やプロデューサーに追われ、衣装担当のデザイナーのも慰めてもらう。
悩む監督は、奥さんに電話して、「映画の脚本全然書けない。。。体調もよくない。寂しい。側に来てくれ。。。」とロケ地に呼び出しておきながら、奥さん放って、「映画書けない。ボクを慰めてくれ。。。」と浮気相手と一緒に過ごす。。。
女性雑誌編集者の誘いに乗りそうになり、「あなたは出来る子!映画撮影を続けて!」と慰めてもらう様子を妄想。。。
亡き母親を妄想して、その母親に諭され、慰めてもらう。
子供の頃に見た娼婦を思い出す。
昔の女優が映画の主役を了承し、撮影現場にやってくる。デートに誘うも、脚本書けない監督は、愛想を付かされ、さようなら。
不信感が募っていた奥さんも、結婚当時の自分だけに言ってくれていたと思っていた愛の言葉が、他の女性のくどき文句と同じ言葉と分かり、そんな監督に愛想つかして、さようなら。
失意の監督、結局「映画の脚本やっぱり書けない!撮影中止!」と宣言し、スタッフとさようなら。
数年後、映画を再び撮ろうとメガホンをとる。その映画のタイトルは、「NINE」。別れた奥さんが、こっそりスタジオの裏から、その様子を見守っていた。
ここで上映終了。
大きな展開もなく、現実と妄想が交錯しながら、ただ淡々と過ぎていくストーリー。
その中で、豪華な女優陣がみせるシーンが最高でした。
ケイドハドソン、予告編の曲を歌うシーンかっこよすぎでした。コレだけ見ても満足。ベネロペ・クルス、オスカーの候補となった演技ですが、すんごいですね。。。エロすぎですw
でも、個人的にはマリオン・コティヤールが一番良かったです。ほんと、綺麗。
自分以外の女とも遊ぶ監督に対して、耐え忍んできた清楚な妻役から一変し、ずっと抑えていた感情を剥きだしにして別れを告げるシーンも衝撃でした。ラストシーンで、復活を果たそうとするグイドを影からそっと見守る表情も印象的でした。
「Taxi」のときの役のイメージとは全く違いすぎる。。。さすがは、オスカー受賞者。
この映画NINEのもととなった、フェリーニ監督の「8 1/2」が気になってYoutubeをみたらありました。曲といい、雰囲気が全然違うんですね。全体でどのように違うのか気になってオリジナルの8 1/2 をツタヤに借りに行ってみましたが、残念ながら取り扱っていおらず。。。
ラストシーンが、印象的でした。NINEのラストシーンも、人生で関わった人や女優が一同に揃うシーンもありましたが、NINEは、奥さんが見守るスタイル、オリジナルは、奥さんと再出発を誓うシーンだったんですね。
そして何より、オリジナルの8 1/2とNINEの同じ女優の雰囲気が、非常に近いことに驚き。マリオン・コティヤールの髪型・雰囲気は、オリジナルの奥さん役にしっかりと合わせていたんだ!と気付きました。
娼婦のシーンも忠実に再現されていたんですね。
8 1/2 を見てから、NINEを見ていたら、また違った視点で楽しめたのかもしれません。レンタルされないかなぁ。。。
毎月22日は、109シネマズのキャンペーンで、ペアで1人1,000円で見られるので、こちらを利用。
NINE 予告編 (シネマトゥデイ公式HPより)
上の予告編を見たときのイメージとは全く違って暗い映画でしたが、楽しめました。
以下完全なネタバレありの感想です。
正直ストーリーは、盛り上がりもなく、面白くありません。
脚本がないまま映画制作発表をし、撮影をスタートさせてしまった主人公の映画監督グイド。でも、脚本書けず。
記者やプロデューサーに追われ、衣装担当のデザイナーのも慰めてもらう。
悩む監督は、奥さんに電話して、「映画の脚本全然書けない。。。体調もよくない。寂しい。側に来てくれ。。。」とロケ地に呼び出しておきながら、奥さん放って、「映画書けない。ボクを慰めてくれ。。。」と浮気相手と一緒に過ごす。。。
女性雑誌編集者の誘いに乗りそうになり、「あなたは出来る子!映画撮影を続けて!」と慰めてもらう様子を妄想。。。
亡き母親を妄想して、その母親に諭され、慰めてもらう。
子供の頃に見た娼婦を思い出す。
昔の女優が映画の主役を了承し、撮影現場にやってくる。デートに誘うも、脚本書けない監督は、愛想を付かされ、さようなら。
不信感が募っていた奥さんも、結婚当時の自分だけに言ってくれていたと思っていた愛の言葉が、他の女性のくどき文句と同じ言葉と分かり、そんな監督に愛想つかして、さようなら。
失意の監督、結局「映画の脚本やっぱり書けない!撮影中止!」と宣言し、スタッフとさようなら。
数年後、映画を再び撮ろうとメガホンをとる。その映画のタイトルは、「NINE」。別れた奥さんが、こっそりスタジオの裏から、その様子を見守っていた。
ここで上映終了。
大きな展開もなく、現実と妄想が交錯しながら、ただ淡々と過ぎていくストーリー。
その中で、豪華な女優陣がみせるシーンが最高でした。
ケイドハドソン、予告編の曲を歌うシーンかっこよすぎでした。コレだけ見ても満足。ベネロペ・クルス、オスカーの候補となった演技ですが、すんごいですね。。。エロすぎですw
でも、個人的にはマリオン・コティヤールが一番良かったです。ほんと、綺麗。
自分以外の女とも遊ぶ監督に対して、耐え忍んできた清楚な妻役から一変し、ずっと抑えていた感情を剥きだしにして別れを告げるシーンも衝撃でした。ラストシーンで、復活を果たそうとするグイドを影からそっと見守る表情も印象的でした。
「Taxi」のときの役のイメージとは全く違いすぎる。。。さすがは、オスカー受賞者。
この映画NINEのもととなった、フェリーニ監督の「8 1/2」が気になってYoutubeをみたらありました。曲といい、雰囲気が全然違うんですね。全体でどのように違うのか気になってオリジナルの8 1/2 をツタヤに借りに行ってみましたが、残念ながら取り扱っていおらず。。。
ラストシーンが、印象的でした。NINEのラストシーンも、人生で関わった人や女優が一同に揃うシーンもありましたが、NINEは、奥さんが見守るスタイル、オリジナルは、奥さんと再出発を誓うシーンだったんですね。
そして何より、オリジナルの8 1/2とNINEの同じ女優の雰囲気が、非常に近いことに驚き。マリオン・コティヤールの髪型・雰囲気は、オリジナルの奥さん役にしっかりと合わせていたんだ!と気付きました。
娼婦のシーンも忠実に再現されていたんですね。
8 1/2 を見てから、NINEを見ていたら、また違った視点で楽しめたのかもしれません。レンタルされないかなぁ。。。
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