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香港ポークカツバーガー猪扒飽で有名な丹麥餅店  尖沙咀 厚福街の新店舗 と 賃料高騰による銅鑼湾本店の閉店の可能性 [香港 食事]

年末に香港に行った際に、裏グルメストリート厚福街の突き当たりを曲がると、行列を発見。

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見たことある店名。ポークチョップバーガーこと猪扒飽の老舗有名店 丹麥餅店(Danish Bakery)でした。銅鑼湾店は、1976年から営業しているんですね。移り変わりの激しい飲食業界で、40年の歴史があるのは常連の根強い人気があるのでしょう。これで、蘭芳園とならび、香港島の2大老舗猪扒飽店が、九龍エリアに進出したことになりますね。

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メニューは、猪扒飽以外にも、魚柳包(フィッシュバーガー)、熱狗(ホットドッグ)、炸雞翼(フライドチキン)などがありました。

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写真メニューがあるので、オーダーも簡単。

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小腹が空いていたので、1個15HKドルの猪扒飽を注文。「これから揚げるから、その辺で待ってて。」と言っているような口調だったので、しばし待つ。尖沙咀に支店ができたという内容の雑誌記事が貼ってありました。

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この日、応対しているおじさんは、創業者の方でした。中では、まだ不慣れなのか、若いお兄さんが必死でフライヤーの前で、揚げ物たちと格闘していました。

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どうやら、テイクアウトの大量注文に対応していたようです。10分くらい待ってでてきました。もはやファストフードではないですw 薄めのポークカツにバターとケチャップが塗ってあり、シンプルな味付けですが、揚げたてで熱々なので、美味しいです。

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先月の香港の新聞のニュースで、銅鑼湾の丹麥餅店の賃料が現行の5万HKドルから、周辺相場に合わせた2倍の10万HKドルになる可能性があり、その影響による閉店の可能性を報じていました。

http://news.sina.com.hk/news/20130321/-2-2923873/1.html
ポークチョップ.JPG

報道によると、「毎日、1個15HKドルのバーガーを600~700個、フライドチキンを200個売っている」そうです。

ここから、月商を単純に計算すると、15HKドル×850個×30日 = 月商38万HKドル。

賃料の売上げに対する負担率は、日本やアメリカの飲食業の場合10%程度といわれています。現行の賃料5万HKドルであれば、賃料負担率は13%とやや高めの水準ですが、賃料を10万HKドルに値上げされた場合は、賃料負担率26%と経営できない水準です。

香港では、賃料高騰による飲食店の閉店、移転が相次いでいます。数百円で商売している飲食店にとっては厳しい環境はまだまだ続きそうで、チェーン店、大型店のみの風景になるのが心配です。



OPEN RICE 丹麥餅店 尖沙咀
http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=116750

住所 尖沙咀厚福街7A號C舖
営業時間 月曜~金曜 8:30-21:00
       土曜 祝日: 11:30-21:00
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